特徴1 正確な診断のためのより高画像でより広範囲の撮影が可能
従来のCTは、撮影範囲が歯や歯の根の周辺の骨を確認できる程度でした。導入した機種はより高画像、広範囲の撮影が可能です。鼻の上部から顎の先まで一度に撮影可能で、より正確な診断につながります。
より精度の高い、より安心で安全な歯科治療をご提供するため、歯科用CT、マイクロスコープをはじめとする医療機器を導入、各種感染対策などの取組みを実践しています。
CTとは歯や顎を3D立体映像で撮影できる装置。2021年に、定評のあるシロナ社のなかでも上位機種を導入いたしました。シロナ社はドイツの世界最大級の歯科医療製品・技術メーカーです。
従来のCTは、撮影範囲が歯や歯の根の周辺の骨を確認できる程度でした。導入した機種はより高画像、広範囲の撮影が可能です。鼻の上部から顎の先まで一度に撮影可能で、より正確な診断につながります。
医科用とは撮影方式が異なり比較的少ない被ばく量で撮影可能です。 症例に応じて撮影範囲や箇所も設定可能なので必要最小限に抑えられます。
パノラマX線撮影(平面2D)時は、従来型と比べて精細度の高い画像が撮影可能です。X線が電気信号に直接変換されるため、従来システムの光変換に伴う信号ロスがありません。
拡大視野を得る事ができる電子顕微鏡です。医科の手術などに使用されていますが、歯科治療用も開発が進んでいます。2021年に、定評のあるヨシダ社の機器を導入いたしました。
3~30倍程度の機器が多くありましたが、当院のマイクロスコープは最大倍率80倍まで拡大可能です。
マイクロスコープで肉眼の数倍~80倍まで拡大することで、従来見えにくかったものが見えるようになりました。例えば、歯のひび・破折・白濁、歯の根管の内部、取り残した歯石、など。
むし歯・歯周病・根管治療・インプラント・親知らず・・・など様々な治療を従来よりも高い精度で行うことができます。
問題を早期に発見し、治療の範囲を最小限に抑えることが可能になります。
むし歯が進行し、歯の根(根管)にまで細菌が侵入してしまった場合は根管治療を行いますが、根管内は暗く非常に複雑な構造のため非常に難しく時間のかかる治療となります。
マイクロスコープを用いた精度の高い治療では、従来ならば「歯の神経を抜かなければならない」「抜歯しなければならない」といった場合でも歯を残すことを期待できます。
当院のマイクロスコープは記録・保存にも優れており、処置前後の画像だけでなく、処置中の動画をご確認いただくことも可能です。
「感染症の有無に関わらず、患者様の汗以外すべての体液、血液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚・粘膜は感染の危険性があるとして取り扱う」という考えのもと、診療機器・器具の滅菌をはじめとする様々な感予防染対策を行っています。
①高圧蒸気滅菌器②小器具用高圧蒸気滅菌器③高圧アルコール蒸気減菌器を導入しています。
歯を削るドリル(タービンなどのハンドピース)は②を使用し、機械内部まで確実に滅菌を行っています。わずか14分で滅菌可能です。(ヨーロッパ規格クラスS)
水や血液、削りかすなどの浮遊粉じん、エアロゾルを患者様の口元で吸引し、患者様を守り、診療室内をクリーンに保ちます。新型コロナウイルス対策に有効であるため特に近年注目されています。当院は開業当初から導入しています。
どのチェアも疲れにくい座り心地のよいチェアです。スムーズに乗り降りできる設計で、ご高齢の方、お子様も安全に診療を受けていただけます。
■Room1 お子様の見守り窓付き
■Room2 マッサージ機能付き
■Room3 伊CEFLA社の最高級チェア。特にゆったりとした座面、低反発クッションで座り心地抜群
■Room4 個室に近い、独立型のお部屋
「お身体の疾患」と「お口の疾患」は相互に影響を及ぼしていることが解明されており、その分野に精通した副院長がご病気に応じた治療を行っています。万が一に備えて、AEDも常設しております。
出入り口だけでなく、診療室やレストルームなども車椅子・ベビーカーのまま入れる広々とした設計です。診療室も、お母さまの治療の際、ベビーカーでお子さまと一緒にお入りいただけます。
お子さまの治療の様子がガラス越しに見えるよう工夫されています。 お子さまにとっては「一人で診療室に入り、治療ができた!」と自信や自立心が芽生えます。
お一人で入ることが難しい場合は、保護者の方と一緒にお入りいただきます。
お子さまに楽しく通っていただけるように、おもちゃや絵本などをたくさんご用意しております。 待ち時間や治療の前後にご自由にお使いください。
数多くの専門的な道具が揃う、詰め物、被せ物、入れ歯、矯正装置、口腔模型などの作成や調整を行う部屋です。
実際の製作は専門技工所で行いますが、院内でできる限りの調整や対応ができるよう、力を入れています。
矯正部門に関しては、こちらにパートナー技工士が在籍しています。